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市之町ラプソディ:仁徳「仁徳と!」履中「履中の!」仁徳&履中「堺に眠ろう大作戦!!」

ジョイントメディアがオフィスを構えるこの堺を、ある人が「宝石」と例えた。
”中世末期に自由都市として栄えた堺というのは、日本史における宝石のような、あるいは当時世界史の規模からみて大航海時代の潮流を独り浴びつづけたという意味において異様としかいいようのない光彩を放っているが、いまはわずかな痕跡を凝視して、よほど大きな想像力を働かせなければ、当時の栄華をしのぶことは困難である。”
司馬遼太郎氏である。
氏はそう言って宿院町の「ちく満」という老舗せいろそば屋へ向かった。
ちくまなぁ。うん、知ってる知ってる。おいしーよ。ちくま。うんうん、おいしーと思うよ。まぁまぁおいしーと思う。うん。

堺には世界一大きいお墓である大仙古墳がある。秦の始皇帝陵やクフ王のピラミッドより遥かに大きい。
大仙古墳は仁徳天皇陵と治定されている。
大仙公園を挟んで隣の上石津ミサンザイ古墳は履中天皇陵と治定されている。
第16代・仁徳天皇は古墳時代中期の河内政権の最初の大王で、住まいは難波高津宮だったとか。
現在の大阪城の南、森ノ宮あたりだろうか。
わかりやすく言うと仁徳天皇は日本武尊(ヤマトタケル)のひ孫である。
実際のところ、その説明でわかりやすくなったか、余計わからなくなるか、の2パターンしかないので続ける。
第17代・履中天皇は仁徳天皇の第一皇子である。
現在の天皇陛下は第125代。2019年4月30日にご退位される。

ここで古代の天皇のなかで特に好みのドラマティック?ドラスティック!すぎる方々4名の列伝(私見)を記す。

伊勢神宮のアマテラスオオミカミの直系5代あと初代・神武天皇。
将棋の加藤一二三先生の神武以来の天才(じんむこのかたのてんさい)の神武。
我々が2月11日に仕事や学校がお休みなのは、この人(現人神)が紀元前660年の2月11日に即位したからに他ならない。

仁徳天皇の父親、第15代・応神天皇。
実在した可能性の高い最初の天皇として有名。
お母さんである神功皇后(卑弥呼説あり)の妊娠期間が長すぎ。
大阪府羽曳野市古市に陵(みささぎ)がある。
もし百舌鳥と古市を結ぶような東西に走る鉄道があれば世界遺産推薦もっと早かったのではないだろうか。

歴代で最も謎の第26代・継体天皇。
後嗣を遺さなかった25代武烈天皇の崩御により福井県のほうからやってきて即位した。
即位の正当性は応神天皇5代の傍系末裔だから。き・・・厳しい。
5代て。子・孫・ひ孫・玄孫(やしゃご)・来孫(らいそん)の来孫(らいそん)。
おじいちゃんのおじいちゃんのおとうさんが一緒って言われても。。。
当時、気軽に家系を記録できる文字と紙など無い。
皇統という意味での現在までの皇室の家系は継体天皇から始まってると考えるのが自然。

個人的に一番注目してる第40代・天武天皇。
ご存知、大海人皇子。
古事記も日本書紀もこの人が作ってる。ということはいろいろ都合をつけていると考えられる。
125代の歴代天皇の中で唯一、誕生年が不明。
額田王を奪われた復讐にしてはいろいろやりすぎ。
なんぼ大昔で常識や文化が全然違うにしても、兄(天智天皇)が弟(天武天皇)に4人も娘(天武天皇からしたら姪)を嫁がせるかな?
ものすごいトンデモな説ではあるけど、血縁的な繋がりはほぼ無いけど地方の超大金持ちのオジサンという説もある。
半年間の空位はさすがに不自然だろうと、39代弘文天皇は明治時代になってやっと天皇として認められた。
つまり、教科書で習う壬申の乱の概要、「大友皇子VS大海人皇子」は「弘文天皇VS大海人皇子」だった可能性がある。
よくある骨肉相食む「王位継承争い」、ではなく、禁断の「王vs臣」の構図。
・・・乱(クーデター)、大成功しとるがな。であるならば壬申の変、だろう。
簒奪者かもしれないが、相当な実力者、天才であることに疑いはない。

このエントリー、古代にロマンを馳せすぎたきらいがある。
主テーマに据えようとしていた須恵器の話はまた、いつか。
とにかく前期難波宮(なにわのみや)の大王たちは眠る場所として堺を選んだ。
そんな仁徳天皇のお墓が、太陽系で一番大きい墓が、ここ堺にある。
これは個人的にはもうマチュピチュ遺跡を完全に超えている。
なぜ、大仙古墳のたった2メートル横に普通に民家が並び、洗濯もんを干してあったりするのを許すのだろうか。
その民家のひとつがお食事処をしていて前方後円墳の形をした「古墳カレー」というメニューがある。
弊社副社長ひぃPと津久野にある祥福の湯に行った際には「古墳キーマカレー」なるメニューを見かけた。
前方後円墳とカレーライスの親和性の高さよ。
あれ?誰かなんかもっとうまいことせーへんかな?カレーとかじゃなくて。
いや、ジョイントメディアがその役、そのうまいことやる役、を担えるようになればよい。

「花の名は一年草もある故に忘れず星は忘れやすかり」

与謝野晶子の歌碑がある初夏の大仙公園。
小雨がパラついてるだろうか。夕方ならそうかもしれない。
そろそろ散歩に疲れて足が痛くなり腰掛けたい頃なら、私へお電話をいただこう。
あい言葉は「万世一系」。
すぐにお迎えにあがる。堺の夜が始まるのはこれからだ。

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